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紙ブーメランの作り方と型紙

カレー、お菓子、ティッシュ、がくるくる回って飛んで戻ってくる。 紙ブーメランの材料はカレー、お菓子、ティッシュ、サランラップ、牛乳パック、レターパックなどの身近にある外箱の紙で作る。 良く回る、良く飛ぶ、必ず戻ってくる紙ブーメランの作り方。


10年以上前に作成したブーメランです。
この当時は画鋲ではなくハトメを使っていました。

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ブーメランとの出会い

紙ブーメランとの出会いは1993年、 大阪経済大学教授の西山 豊(にしやま ゆたか)先生のブーメランの記事が新聞に載っていた。 その記事を見て疑問点を書いて先生に送った所、先生の研究室の学生さんから返事が来て、 その時に紙ブーメランが同封してあった。

そのブーメランはここにあるブーメランより一回りも二回りも大きなブーメランであった。 それを参考に何本も作成しました。


表面

裏面

先生のサイン

西山先生にいただいた紙ブーメラン

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材料は身近にある外箱

ここにあるブーメランは、身近にある厚紙の箱で、中身を取り出せば捨ててしまうだけですが型紙通りに切り抜けば綺麗に正確に誰でも作成出来るように解説してあります。 主に室内で飛ばせる手のひらサイスのブーメランです。 型紙も用意してありますのですぐにダウンロードして作成出来ます。 捨ててしまえばただのゴミです。 それを利用して使えば室内でくるくる回って帰ってくるブーメランを作る事が出来ます。

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画鋲で固定し角度に組み上げる

ブーメランを作るとなればせめてA4の大きさの紙が必要になります。 しかしこうなれば身近な厚紙を探す事は困難です。 もちろん購入すれば解決出来ますが、戻ってくるかどうかわからないのにわざわざ購入するのはもったいない事です。

そこで先にのべたように生活に必要な外箱を利用するのです。 しかしこれではA4ぐらいのの大きさを確保する事は難しいです。 これを解決してくれるのが画鋲なのです、

画鋲を使う事により、型紙と厚紙を画鋲で一時的に固定出来ます。 そのままでハサミで線上を切り取る。これを三枚切り取り一つの画鋲に二枚の翼を重ねていく。 三個目の画鋲に翼の穴に画鋲の針を通す事により自動的にきっちり120度の角度に組み上げる事が出来ます、 後はセロテープで貼り付ければOKです。まさに一石二鳥です。

120度に組み上げる方法に当初はハトメパンチで穴を開けハトメに翼を通して組み上げていた。いつ頃か家庭でハトメを使う機会が無くなり、肝心のハトメがどこかに行ってしまったので代用で画鋲にしました。


今回試作したブーメランその(1)

今回試作したブーメランその(2)

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用意する材料

わざわざ厚紙を買う必要はありません。生活で使う空き箱・・・ 例えばカレー、お菓子、ティッシュ、牛乳パック、サランラップ、おもちゃなどの外箱など、 又はこれらに類する綺麗な空き箱でこれと同じような紙質ならどんな紙でも良いです。

意外な者として綺麗な写真付きのカレンダーで腰がある紙質が良い。 こんな薄い紙質でも良く回転して戻ってきます。 今回ブーメランの試作にはこれを使いました。

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用意する道具

セロテープ、ハサミ、画鋲6個、 高さのある段ボールの箱(画鋲を押し込んでも机に届かない厚みの箱)、 定規(翼を折り曲げる時に使う)

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ブーメランの大きさ

身近にある材料を利用していますので翼の長さ、大きさは限定されます、 基本はカレーの外箱、ティッシュの外箱で作成していますので、 少し小さめの手のひらサイズのブーメランになると思います。

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厚紙の大きさの制約

どうしても長さが取れない場合は支障の無い部分(重ねるところ)でつなぎ合わす事も考えれば、 無駄なく材料を使う事が出来ます。

厚紙の大きさを確保出来なくて室内用の型紙で室外用にした。

型紙には端部の追加部品を乗せてあります。

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型紙の取り扱い方

段ボールの箱の上に綺麗な模様の厚紙を乗せる。 おもてと書いてある型紙をその上に乗せる。 型紙の2カ所に二重丸の印があります。 その十字の中心に画鋲を押しこんで下さい。 中心と画鋲位置がずれると翼がはみ出してしまうので会わなくなります。 これで型紙と厚紙が固定されます。

厚紙を持って段ボール箱から外して下さい。 型紙と厚紙を固定している画鋲は外さないでそのまま取り付けておく。 後は線に沿ってハサミでくりぬくだけです。 同じように残りの2枚も同じようにくりぬき、三枚作ります。

翼には画鋲が二本ずつ刺さっています。 一本を外してもう一つの翼を画鋲の針に差し込んでいきます。 これを繰り返すと組み立てが完成です。

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投げ方

立てて投げるこれが大切です。 それに「スナップを利かせる」と言う事が大事です。 つまり「手首の力を利かせて投げる」と言う事です。

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調整(チューニング)

作成した後は調整しながら飛ばしてみる。

1)舞い上がって天井に当たるのであれば翼を下に反らす。

2)床に落ちるのであれば翼を上に反らす。

3)回転半径が小さい場合は山折りの角度を浅くする。

4)まっすぐに進んで曲がりそうにない場合山折りの角度を深くする。

5)それでもうまく行かない場合は翼を手前にねじる。

6)これらを組み合わして飛ばしながら調整を繰り返す。

材料が紙なのでぶつかったり、落下したりすると幾らか変形します、 又時が経つと翼が変形します。このような時はチューニングが必要になります。

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飛ばす場所

紙なので壁や窓ガラスに当たっても壊す事なく人に当たっても安全です。 しかし家族の誰かがおられる場合は投げないようにお願いします。 目などに当たると大変ですので。

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注意事項

この型紙は右投げ用です。

半径1.5㍍前後の円軌道を描くブーメランを基本にしています。 つまり八帖の部屋で曲がりきる感じです。 このタイプを室内用と記入しています。 それ以上の円軌道を描く場合は室外用と記入しています。

各タイプんのブーメランはいろいろな厚紙で作成して下さい。 厚紙により飛び方が異なります。もちろん同じ厚紙で作成しても飛び方が異なります。

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ブーメランの作成

今回の候補を決定する為に作成した紙ブーメラン。

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各タイプのブーメランの特徴と注意点

三タイプで室内用と室外用の五種類


    左タイプ2       中タイプ1       右タイプ3

タイプ1
タイプ2
タイプ3

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