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愛犬にぴったりサイズのエリザベスカラーを詳細図面と自動計算によりPPシートを用い着脱はドットボタンで簡単に安く手作りしよう

概要

動物病院で買ったエリザベスカラーがあまりにも長くてとんがっているので、あっちこっちに当たって、ぼこぼこになりました。歩くとエリザベスカラーが小刻みに上下に振れています。獣医さんは目をかかないようにするにはこれぐらいで良いですと言われましたが、あまりにも長すぎるので、ハサミでカットしょうかとも思いましたが、綺麗に円周上にカット出来る自信が無いので断念しました。

下図の写真を見てわかるように全く異なる形状をしています。左の動物病院で買ったエリザベスカラーは中心角が180度より小さくて、装着している様子はつぼみのような形で長くて圧迫感が見られます。右側の自作したエリザベスカラーの中心角は180度より大きくて装着している様子は花が開いて短く開放感があるのが一目でわかります。

どちらのエリザベスカラーもワンちゃんに装着すればぴったし装着できます。エリザベスカラーをつぼみのようにするか、花開くようにするのか、首からの長さは（母線長さ）ドッグフードを食べられるか、水を飲む事が出来るか、そして患部をなめる事にならないような長さにする必要があります。又それらを加味してそれぞれの見た目とか好みに応じていろいろなタイプを作成する事が出来るように解説してあります。

加工が容易で丈夫で柔軟性に優れていて安く手に入るPPシートを使用し、取り外しが容易なドットボタンを使います。全て100均で調達出来ます。皆さんの愛犬にかっこよくて実用性がある素敵なエリザベスカラーを安価で簡単に出来ますので作ってあげて下さい。

(動物病院で買ったエリザベスカラー)

(自作エリザベスカラー)

それでは自作してみよう

エリザベスカラーのポイントは中心角にあります。これと首周りの長さ、首から鼻先付近迄の長さを入力し計算により首周りの円弧径、鼻先の円弧径を求めて素材は安価で加工しやすく丈夫なPPシートを使用して着脱はドットボタンを使用します。コンパスでは書けない正確で大きな円の描き方は実例をもとに作図方法と図面を使い詳しく解説してあります。自動計算で色々試してみて下さい。

円の半径

円の半径はいくらで書けば良いのか開き具合がどんな感じになるのか見当も付かないので自動計算を組み込み首周りの長さ、母線（円錐部分の斜めの長さ）、しかし母線の長さはいくらにするかは結構難しいです。でも心配いりません。自動計算のページで簡単な方法を説明します。中心角この3つの数値を入力すれば展開図での首周りの半径を求めるようにしました。それとコンパスでは書けない大きい正確な円の描き方を作図例をもとにして解説してあります。

自動計算に入力すれば展開図の半径を瞬時に求めることが出来るのですぐに円弧を作図する事が出来るので、厚紙で何回も作図してある程度出来上がりの感じをつかめるようになりますのでPPシートを無駄にすることが無くなりります。